【鍼灸は腰痛に効果があるのか?
「鍼灸って腰痛に効くの?」と、誰しも一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。病院でのリハビリや薬ではなかなか改善しない…そんなとき、鍼灸を選ぶ人が増えています。だけど、「慢性の腰痛とぎっくり腰みたいな急性の腰痛、どっちに効果があるの?」って、ちょっと気になりますよね。
実は、急性と慢性、それぞれでアプローチの仕方も感じ方も違うんです。ここではその違いを、わかりやすくお伝えします。
急性腰痛と慢性腰痛、それぞれに鍼灸はどう効くのか
まず急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」ってやつですね。これは筋肉や筋膜が急に緊張して、炎症やけいれんを起こしてる状態だと考えられています。そんな時に鍼灸を行うと、筋肉の緊張をゆるめたり、血流を促して炎症の軽減につながるといわれています。とくに刺した瞬間にスッと楽になるという方も多いそうですよ。
一方、慢性腰痛は、長期間続いている腰の痛みのこと。これは筋肉の疲労だけじゃなくて、自律神経やストレス、姿勢のクセなど、いろんな要因が絡み合って起こっている場合が多いんです。こういうとき、鍼灸は神経系のバランスを整えることで、体の回復力をサポートするとも言われています。
じゃあどちらが向いてるの?と聞かれたら、「どっちにも可能性がある」としか言えないのが正直なところ。でも、症状や体の状態に合わせて施術の仕方を変えられるのが、鍼灸のいいところなんです。
エビデンスに基づく鍼灸の効果(国内外の研究結果)
「そんなこと言っても、本当に効果あるの?」と感じる方もいると思います。実際に、鍼灸の腰痛に対する効果については、いくつかの研究が行われてきました。
たとえば、イギリスの国民医療サービス(NHS)が行った臨床試験では、慢性腰痛の患者に鍼灸を行ったところ、標準的なケアに比べて痛みの軽減がみられたという結果が出ています
また、厚生労働省の関連調査でも、腰痛への鍼灸施術が「補完的ケアとして一定の有効性が期待できる」と報告されているんです。
さらに、国内の鍼灸治療院によるデータでは、継続的に施術を受けた方の7割以上が「痛みが軽くなった」と回答したという報告もあります
ただし、効果の現れ方は人によって違いますし、必ず改善するわけではありません。とはいえ、科学的な裏付けが少しずつ集まってきているのは、安心材料になりますよね。
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【引用元:https://www.nice.org.uk/】
【引用元:https://www.nice.org.uk/】
【引用元:https://www.mhlw.go.jp/】
【引用元:https://www.kousenchiryouin.com/shinkyu/lumbago/】

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