なぜ座り方がO脚に影響するのか?
骨盤の歪みと座り方の関係
「ちょっと座り方が悪いだけでO脚になるの?」と疑問に思ったこと、ありませんか?実はその「ちょっと」がクセになると、骨盤にじわじわと負担がかかっていくんです。
たとえば足を組んだり、浅く腰掛けて背中を丸めた姿勢を長時間続けたりすると、骨盤が左右どちらかに傾いたり、前後に倒れやすくなります。これがいわゆる「骨盤の歪み」と言われる状態で、体の軸が崩れ、O脚の原因のひとつになるとされています。
内転筋の使い方が美脚を左右する
「膝が外側に開いちゃうのがO脚じゃないの?」という方も多いですよね。確かにそれも一因なんですが、実は内ももの筋肉=内転筋がうまく使えていないと、膝が閉じにくくなってしまうんです。
日常的に足を開いた状態で座るクセがあると、内転筋はだんだん弱まり、膝が外側に流れる形になります。結果的に太ももが外側に張り出し、O脚っぽく見えてしまうんですね。
逆にいうと、正しい座り方を身につけることで、内転筋を自然に使うクセがつき、膝をしっかり揃える感覚が戻るとも言われています。
股関節と膝のゆがみが連鎖する
骨盤が傾くと、その上に乗っている背骨もバランスを取ろうとして曲がり、結果的に股関節や膝関節にもねじれやズレが起きやすくなります。
「えっ、そこまで連鎖するの!?」と思うかもしれませんが、体はすべて繋がっているので、どこかにゆがみが生じると別の部位で補正しようとする働きがあるんです。
たとえば右に体重をかけるクセがあると、右の股関節が内側に入りやすくなり、左足は外側に回るような形になります。これが続くと膝の向きがバラバラになり、歩き方も不自然になっていく…という悪循環に。
放っておくと…O脚以外のリスクも?
見た目だけの問題と思われがちなO脚ですが、放置していると「冷え」「むくみ」「腰痛」「膝の違和感」など、日常生活にも影響が出ることがあるとされています。
特に長時間デスクワークをしている方や、床に座る習慣が多い方は、知らず知らずのうちに姿勢のクセが蓄積されているかもしれません。
「たかが座り方」と思わずに、できるところから少しずつ見直してみると、思わぬところで体がラクになったりしますよ。
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引用元:plusseikotsuin.com、lionheart-seikotsuin.com、sakaguchi-seikotsuin.com
床に座るときに気をつけるべき姿勢
床生活が多い人こそ、座り方を見直してみよう
「正座は足がしびれるし、あぐらはラクだけど本当にいいのかな?」
こんな風に思ったことがある方、意外と多いんじゃないでしょうか。
特に日本では、床に座る文化がまだまだ根強くありますよね。でも実は、床での座り方によって骨盤の傾きや股関節のゆがみが生まれやすいとも言われています。
O脚予防の視点から見ると、座り方のクセを見直すことがとても大切なんです。
左右対称を意識した座り方を選ぶのが基本
O脚の予防や美脚習慣づくりのためには、なるべく「左右のバランスが取れた座り方」を選ぶことが大切だと言われています。
具体的には、
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正座:背筋が伸びやすく、骨盤も安定しやすい座り方。ただし長時間は足のしびれに注意。
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長座:足を前に投げ出すようにして、両膝・つま先を正面に揃えるとバランスが取りやすい。
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あぐら:左右均等に体重をかけ、骨盤をしっかり立てるのがポイント。
これらの座り方に共通しているのは「左右対称」であること。どちらかの足だけを曲げたり、横座りのように偏った体勢は避けるのが理想です。
ペタンコ座りは骨盤を後ろに倒す原因に?
「子どもの頃からぺたんこ座りがクセなんです…」という声も多いですが、この座り方は骨盤が後ろに倒れやすくなると指摘されています。
骨盤が後傾すると、背中が丸くなりやすく、猫背にもつながると言われています。また、股関節のねじれを引き起こすことでO脚の原因になるとも考えられています。
普段何気なくしている座り方こそ、骨格バランスに大きく影響するんですね。
クッションや座布団を使えばラク&きれいに
「骨盤を立てて座るのって、意外と難しい…」と感じる方も少なくありません。
そんな時は、クッションや座布団を活用するのがおすすめです。
お尻の後ろ半分くらいにクッションを差し込むようにして座ると、自然と骨盤が立ちやすくなります。さらに、太ももと床の角度が緩やかになり、股関節の緊張も減るというメリットがあるとも言われています。
無理に良い姿勢を保とうとせず、道具に頼るのもひとつの方法ですね。
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引用元:plusseikotsuin.com、sakaguchi-seikotsuin.com、lionheart-seikotsuin.com

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