1. 猫背が起こる原因と放置によるデメリット
1. 猫背が起こる原因
- 長時間デスクワークやスマホの影響
「気づけば背中が丸まってる…」ってこと、ありませんか?長時間のデスク作業や前かがみのスマホ姿勢は、大胸筋が縮み、肩甲骨まわりの筋肉が使いにくくなることで、猫背の要因になるんですよ。
- 筋肉と神経のアンバランス
猫背になると、「筋肉がうまく働かず、神経も乱れる」状態に。この二つがバランスを崩すと、背中と肩が丸まりやすくなり、猫背が強化されていくと言われています 。
- ストレスや精神的緊張
実は精神面も関係大。ストレスが続くと肩がすくみ、背中が丸まりやすくなるとのこと。メンタルの緊張が姿勢にも影響するんですね。
2. 放置するとこんなデメリットが…
- 呼吸が浅くなりやすい
猫背によって肋骨周りが固まり、横隔膜がうまく動かなくなると、呼吸が浅くなってしまいます。
浅い呼吸が続くと、血流や酸素供給に影響が出て、疲れやすさや集中力の低下、自律神経バランスの乱れも懸念されます。
- 肩こり・腰痛・頭痛など身体の不調
猫背で頭が前に出るようになると、その分首や肩に負担がかかります。その結果、肩こり・首こり・腰痛・頭痛などが起こりやすく、慢性的な症状になることも少なくありません 。
- メンタル面への影響
呼吸が浅くなると脳への酸素が足りず、気分が沈みやすくなると言われています。これは「酸欠状態」に近い作用とのことで、イライラしやすくなったり、逆にやる気が出ない状態にもつながります 。
- 内臓や代謝への悪影響
姿勢が崩れると骨盤や内臓の位置もずれがちに。結果として消化不良や便秘、代謝低下による太りやすさも起こりやすくなります。
まとめ
こうしてみると、猫背って見た目だけの問題じゃないんです。呼吸・筋肉・内臓・心まで…身体全体と心に影響が広がるからこそ、「改善すべき理由」がはっきりしますよね。
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(引用元:https://www.smile-39.com/blog/back-waist/20211015005k/)
(引用元:https://fukunaga-sekkotsuin.com/blog/1179/)
(引用元:https://www.stresscheck-dt.jp/article/?p=869)
(引用元:https://www.naorusalon.com/column/nekoze-akka/)
2. 姿勢セルフチェック法〜壁・鏡で正しい姿勢を確認
壁を使った簡単チェック法
「今日の姿勢、正しいかな?」そんなときに便利なのが壁チェックです。壁にかかとをぴったりつけ、自然体で立ってみてください。後頭部、肩甲骨、お尻、かかと――この4点が自然について、腰の裏に手のひら1枚分くらいの隙間があれば、おおむね良い姿勢と言われています。
たとえば「肩甲骨がつかない…」と気づけたら、これは“巻き肩”のサイン。鏡の前で腕の位置をチェックしても同じことが言えるそうです 。
鏡&スマホで撮る姿勢チェック
「あれ、自分、横から見るとどうなんだろう?」って思ったこと、ないですか?鏡の前に立ってスマホで横から撮れば、自分の姿勢を第三者視点で客観チェックできます。耳と肩、腰、お尻、膝、くるぶしが縦一直線に近いかどうか確認してみましょう。スマホは少し離して(1メートルくらい)、なるべく広角の歪みを避けて撮るのがポイントです 。
頻度と割合~続けて気づく“自分の変化”
- チェック頻度の目安
正直、「毎日やらなきゃ!」って思うと続かないですよね。でも、週に1回でもOK。週末に3〜5分だけ壁チェック・写真チェックをするだけでも、自分の微妙な変化に気づきやすくなると言われています 。
- 変化を見逃さない工夫
「昨日より肩甲骨がつきやすいかも…」そんな小さな気づきがモチベーションにつながります。記録アプリやノートに日付とチェック結果をメモすると、“自分の成長”が見える化されて楽しいですよね。ヨガジャーナルなどでもこうした自己記録を推奨しています 。
まとめ
「壁・鏡・スマホ」という3つのツールを使えば、自分の姿勢を客観的に知るところから始められます。完璧じゃなくてもいいんです。まずは“気づくこと”が改善の第一歩。姿勢の変化に気づいたら、やる気にも変わりますよね
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(引用元:https://gifuminami.kinmaku-m.com/yoi-shisei)
(引用元:https://jiyugaoka.2023.bemore-gym.com/231218how-to-sit/)
3. 毎日できる!「猫背治すストレッチ」3選
① 壁を使った胸と肩甲骨ストレッチ
「ちょっと時間ある?」仕事の合間やテレビ見ながらできる、すごく簡単なストレッチです。
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壁にかかとと背中をぴったりつけて立ち、あごを引いて姿勢を整えます。
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両腕をまっすぐ上に伸ばし、ゆっくり肘を90°に曲げて肩の高さに。前腕は壁に沿わせて動かしましょう。
- 吐きながら胸を前にスライド、吸いながら肘を伸ばして再び壁に腕を戻します。5~6回、ゆったりと。
短時間で大胸筋と肩甲骨まわりがじんわり伸び、フォーム持続にも役立つといわれています 。
② キャット&カウ(四つ這いで背骨をしならせる)
ヨガでも定番のストレッチ。背骨と脊柱起立筋をバランスよく動かせるので、丸まった背中が自然とリセットされやすいです。
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両手と両膝を床につけ、肩の下に手首、腰の真下に膝をセット。
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息を吸いながら胸を前に押し出し、背中を反らせて目線を斜め上。
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ゆっくりこの呼吸サイクルを5~10回繰り返すと、自律神経にも良い影響が期待できると言われています。
③ 椅子で肩甲骨&首伸ばし(座りストレッチ)
オフィスや自宅の椅子で、座ったまま手軽にできちゃいます。
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椅子に浅めに座り、背筋を軽く伸ばします 。
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頭の後ろで両手を組み、胸を開いて肩甲骨を寄せ、10秒キープ。ゆっくり手を左右にスライドさせながら肩と首の付け根をゆるめます(左右それぞれ10秒)
巻き肩・猫背タイプに特に有効とされ、仕事中や座り続けた後のリセットにぴったりだと言われています 。
生活に取り入れるコツ&注意点
- 続けやすく習慣にする方法
「1日5分でいい?」まずは①だけでも続けましょう。
・朝晩それぞれ1セットずつ
・リマインダーや習慣アプリを使ってチェック
5分続けて1週間で手ごたえを感じやすくなるらしいですよ 。
- 無理しない&フォーム重視
伸びを感じつつ、痛みがあればすぐやめてOK。
ストレッチの基本は「痛気持ちいい」程度。深呼吸を意識すると、効果もアップします
まとめ
この3つのストレッチを「毎日ちょこっと」やることが、猫背改善の第一歩。「続ければ翌日もっと姿勢がラクかも」と実感できたら、それが習慣へのモチベーションになります。
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(引用元:https://the-silk.co.jp/column/welness/hunched-back-stretch/)
(引用元:https://kikori-seikotsuin.com/symptom/the-effects-of-slouching-on-the-body-and-how-to-fix-it.html)
(引用元:https://harebare-seikotsuin.net/blog/nekozesuwaru/)
4. 上記に加えたい!デスク中&寝る前のサブケア
① 寝転びストレッチ「ソラシックツイスト」とロールダウン
「寝る前にちょっと動きたいな…」そんなときにぴったりなのが、寝転びながらできるストレッチです。
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ソラシックツイスト:
横向きに寝て、膝を軽く90°に曲げます。上側の手を伸ばして胸を開きながら、背骨と肋骨をゆっくりひねりましょう。この動作を左右各5回行うと、胸郭がほぐれ、肩まわりが自然に開きやすくなると言われています 。 -
ロールダウン(お辞儀エクササイズ):
仰向けまたは座った状態で、背骨を一つずつ丸めて前屈し、その後ゆっくり元に戻します 。背骨の可動性を取り戻し、余分な力を抜くのに効果的だとされています 。
② 10秒で効く!骨盤前傾タイプ向け太もも&股関節伸ばし
「骨盤前傾?それって反り腰の人だよね」と思ったら、これを10秒やってみてください。
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太もも前側&股関節前面を伸ばすように、片膝を立てて前傾ポーズを取ります。太ももの前側がじんわり伸びればOK 。
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できれば10秒キープし、左右それぞれ1回ずつ行いましょう。骨盤が整って、立ち姿勢もスッキリしやすくなると言われています 。
③ “ながらストレッチ”で習慣化を促す
「忙しいけど続けたい」なら、ながらストレッチがイチオシ!
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デスク中:「壁バンザイストレッチ」なら椅子に座ったまま壁に手をつけて大きく胸を開くだけ 。
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テレビ見ながら:ストレッチポールに寝転ぶだけで、背中や肩を自然にリセットできます 。
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移動中:骨盤が整う簡単ストレッチ(太もも前面&後面)を1セット10秒ずつ、歩くたびに取り入れるのも◎。
まとめ
寝る前&デスク中の“ちょいケア”が、猫背改善に効く小さな習慣になります。一日の終わりや隙間時間に10秒だけでも取り入れてみると、驚くほど体が軽く感じられるかもしれません。
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(引用元:https://www.zenplace.co.jp/column/body/16831.html)
(引用元:https://kawasakifumiya.com/why-from-posture/)
(引用元:https://esse-online.jp/articles/-/22579)
(引用元:https://oceans.tokyo.jp/article/detail/28565)
(引用元:https://yogajournal.jp/11909)
(引用元:https://www.nisshin.com/welnavi/magazine/lifestyle/detail_036.html)
5. 続けるためのコツ&補助アイテム・生活習慣見直し
① 正しい座り方は継続の基本
「ちょっと姿勢が崩れがち…」なんて時にチェックしたいのが座り方です。背もたれギリギリまで腰掛け、 坐骨(お尻の骨)で座面をしっかり支えると自然に骨盤が立つと言われています 。
膝・腰・肘は90°をキープ。足の裏はかかとまで床につけ、パソコン画面は目線より20~30°下に設置するのが理想的 。
クッションを使うと骨盤周りが安定しやすく、長時間座っても疲れにくい環境がつくれるとされています 。
② ストレッチポール&バスタオルでサポート
「アイテム使うのって面倒?」と思うかもしれませんが、一万円以下から買えるストレッチポールは意外と手軽です。仰向けに寝転ぶだけで、 頭・胸椎・仙骨を自然に支えると、背骨の歪みがしなやかに整うと言われています 。
このとき、週2~3回、1回10–15分を目安に使うのがよいとされています。
バスタオルでも代用可。丸めて背中にあてるだけでも骨盤や胸郭がサポートされ、反り腰・猫背の緩和につながることが少なくありません 。
③ 頻度&チェック方法で習慣化
「続けられるかな…」という人は、“朝・昼・夜”に1分ずつ目安にしてはいかがでしょう?
1日3回、壁チェックや座り直しを取り入れると、無理なく自然に姿勢に意識が向くようになるようです 。
特に朝は目覚めスタート、昼はランチ後、夜はストレッチポールで寝る前チェック。これなら“生活に溶け込む習慣”になります。
また、スマホや手帳に「姿勢チェック時間」をメモしておくと、意識が定着しやすくなります。
まとめ
正しい座り方とアイテムの併用、頻度の工夫で、猫背改善は“やって当たり前”の日常に変化します。気張らず、毎日すこしずつ続けることで、気づけば自然と背筋が伸びて、体も心もラクに感じられるようになります。
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(引用元:https://www.irischitose.co.jp/blog/column/deskwork_posture/)
(引用元:https://yogajournal.jp/11909)
(引用元:https://katagirijuku.jp/column/stretch_pole_exercise/)

理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。
ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。
何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。
一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。
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