筋肉痛って何?
皆さんも一度は経験ある筋肉痛ですが、正式には遅発性筋痛(Delayed onset muscle
soreness:DOMS)と呼ばれています。
運動後24〜48時間以内に起きる痛みのことです。
意外なことに、筋肉痛がなぜ起きるのかについてまだよくわかっていない部分も多くあります。
筋肉が伸びたり縮んだりを繰り返すうちに、微細な損傷が起きることで炎症が引き起こされ、痛くなるという説が一般的です。
しかし、この説も筋肉ではなく筋膜で起きているという否定的な意見もあり、はっきりとしたことは分かっていません。
こんなにも身近な筋肉痛でも未知の領域があるのですから、人間のカラダは不思議なことだらけですね。
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ans/56/3/56_119/_pdf/-char/ja
筋膜の痛み
筋膜というものをご存じでしょうか?
最近様々な雑誌や媒体で目にすることが増えていますよね。
この筋膜は筋肉を包んでおり、全身に張り巡らされています。
筋膜には姿勢を保持したり、筋肉同士が協調して動くために働くなど、さまざまな役割があります。
筋膜にも筋肉同様に痛みを感じるセンサーがあり、痛みを感じやすい部位になります。
筋肉と筋膜の痛みの違いについて簡単に説明すると以下のようになります。
1.筋膜はより強い痛みを感じる
2.筋膜はより広範囲に痛みを感じる
3.筋膜は痛みの持続時間も長い
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/48/2/48_11/_pdf/-char/ja
痛みの感じ方は人それぞれですが、筋肉と筋膜だけでもこのような違いがあります。
痛みを改善、予防するにはどうしたらいいの?
筋肉と筋膜の痛みで筋筋膜性疼痛と呼ばれるものがあります。
筋筋膜性疼痛は運動不足や過度のストレスで発症すると考えられています。
全身どこでも起きる可能性はありますが、特に腰や首にある姿勢を保つ筋肉で起こりやすいと考えられています。
腰痛や頭痛の原因になり、中には難治性であったり症状を繰り返してしまうケースも見られます。
もし腰や首に一度でも痛みを感じた場合は、医療機関や専門家の助言を得ることをお勧めします。
当院では筋肉や筋膜、その他の不調のある部位に対してオランダ徒手療法をもとにした施術が可能です。
運動不足に対して、目安となる運動量については以前の記事をご覧ください
https://step-kisarazu.com/blog/新企画、レッスンメニュー準備中!.html
また、オランダ徒手療法ではストレッチやトレーニングで、体の抵抗力を上げることが大切だと考えています。抵抗力についてはこちらをご覧ください
https://step-kisarazu.com/blog/日常生活に筋トレは必要?.html
当院は鍼灸、整体、トレーニング、栄養などあらゆる面から皆様の健康をサポートさせていただきます。
なかなか良くならない痛みにお悩みの方、当院にご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
問い合わせはこちらから⇒https://step-kisarazu.com/info
執筆者:島倉嘉仁

コメントを残す