股関節が痛い原因は?場所・症状別に考えられる病気と対処法、受診の目安を解説

1.股関節が痛い原因とは?まず確認したい症状

「最近、歩くと股関節が痛いんだけど、これって使いすぎかな?」

そんなふうに感じても、股関節の痛みは一つの原因だけで起こるとは限らないと言われています。痛む場所やタイミング、左右差などを確認しておくと、体の状態を整理しやすくなります。

股関節はどこにある?

「そもそも股関節って、どのあたり?」

股関節は、骨盤と太ももの骨をつないでいる関節です。足の付け根の奥に位置し、歩く、立つ、しゃがむといった日常動作に関わっています。そのため、この部分に負担がかかると鼠径部やお尻、太もも周辺に違和感を覚える場合があると言われています。

股関節の痛みでよくみられる症状

股関節が痛いときは、「ズキッとする」「なんとなく重い」「動かしづらい」など、感じ方にも違いがあります。また、動き始めだけ気になる人もいれば、動いているうちに痛みが強くなるケースもあるようです。

歩く・立ち上がる・階段で痛む場合

「座っていると平気なのに、立つ瞬間がつらい」ということもあります。参考記事では、変形性股関節症などの場合、歩行や立ち上がりで痛みが現れることがあると言われています。階段の上り下りなど、片脚に体重がかかる動作も確認してみましょう。

突然痛くなった場合

急に股関節が痛くなった場合は、無理にストレッチを続けるのは控えたいところです。転倒後の強い痛みや歩きづらさがある場合には、骨折などが関係する可能性もあると言われているため、早めに医療機関へ来院することも検討してください。

右・左など片側だけ痛む場合

「なぜ右側だけ痛むんだろう?」と不安になりますよね。片側だけの痛みには、過去のけがや普段の姿勢、片脚へ体重をかける癖などが関係する場合があると言われています。ただし、痛む側だけで原因を判断することは難しいため、症状が続く場合は自己判断だけで済ませないことが大切です。

引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/7073/

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2.股関節が痛い場所から考えられる原因

「股関節が痛いといっても、前側なのか横なのかで原因は違うんですか?」

はい、痛む場所によって関係する筋肉や関節、周辺組織は異なると言われています。ただし、「ここが痛いからこの病気」と決めつけることはできません。まずは、どこに違和感が出ているのかを整理してみましょう。

前側・足の付け根(鼠径部)が痛い

股関節の前側や足の付け根に痛みがある場合、変形性股関節症や関節唇のトラブルなどが関係することがあると言われています。

「靴下を履くときや、足を大きく開いたときに気になる」という人もいるようです。歩き始めや立ち上がりで違和感が出るかどうかも、ひとつの確認ポイントになります。

外側が痛い

股関節の外側には、筋肉や腱などさまざまな組織があります。そのため、使いすぎや繰り返しの負担によって痛みが出る場合があると言われています。

「横向きで寝ると痛い」「歩いていると外側がズキズキする」というケースでは、股関節そのものだけでなく、周囲の筋肉への負担も考える必要があります。

後ろ・お尻周辺が痛い

「股関節というより、お尻の奥が痛い気がする」

このような場合は、お尻周辺の筋肉だけでなく、腰や神経などが関係するケースもあると言われています。長時間座ったあとや、立ち上がるときに症状が出るかも確認してみるとよいでしょう。

太ももや膝まで痛む

股関節の不調では、痛みを太ももや膝付近に感じることもあると言われています。つまり、「膝が痛いから膝だけが原因」とは限りません。

特に歩行時の痛みや足の付け根の違和感も一緒にある場合は、股関節との関連も考える必要があります。

痛む場所だけでは原因を断定できない

「場所がわかれば原因もわかるんじゃないの?」

そう思いやすいですが、実際には痛み方や動作、年齢、けがの有無などを合わせて確認することが大切だと言われています。症状が長引く場合や、痛みが強くなっている場合は、自己判断だけで済ませず医療機関への来院も検討してください。

引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/7073/

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3.股関節が痛いときに考えられる主な病気

「股関節が痛いと、どんな病気が考えられるの?」

股関節の痛みには、関節そのものの変化だけでなく、骨や周囲の組織など複数の原因が関係すると言われています。年齢や痛みが出たきっかけによっても異なるため、代表的なものを確認していきましょう。

変形性股関節症

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減るなどして、痛みや動かしづらさが現れる病気と言われています。立ち上がりや歩き始め、階段などで足の付け根が気になる場合があります。

大腿骨頭壊死症

太ももの骨の先端にある「大腿骨頭」への血流が低下し、骨組織が壊死する病気です。進行すると股関節の痛みが現れることがあると言われており、医療機関での検査が必要になります。

関節唇損傷

股関節の周囲にある関節唇が傷ついた状態です。スポーツなどの繰り返し動作が関係する場合があり、股関節を動かした際の痛みや引っかかり感がみられることもあります。

大腿骨近位部骨折

「転んでから急に股関節が痛くなった」という場合には注意が必要です。特に高齢者では転倒によって大腿骨近位部を骨折するケースがあると言われています。強い痛みで立てない、歩けない場合は速やかな来院が重要です。

大転子部周辺の炎症

股関節の外側にある大転子周辺では、腱や滑液包などに負担が加わり、痛みにつながる場合があります。歩行時や横向きで寝たときに外側が痛むケースもあるようです。

鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

サッカーなどのスポーツをする人にみられることがあり、鼠径部周辺に痛みが現れる状態と言われています。キックや走る動作で症状を感じる場合があります。

関節リウマチなどによる関節炎

関節リウマチなどによって股関節に炎症が起こり、痛みや動かしづらさにつながるケースもあります。股関節以外の関節にも症状がある場合は注意しましょう。

子どもにみられる単純性股関節炎・ペルテス病

子どもの股関節痛では、単純性股関節炎やペルテス病などが関係することもあると言われています。「急に足を引きずる」「股関節や膝を痛がる」といった変化がある場合は、自己判断せず医療機関への来院を検討してください。

引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/7073/

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4.股関節が痛いときの対処法|自宅でできること

「股関節が痛いけど、自宅ではどうしたらいいの?」

痛みがあると、「ストレッチで伸ばしたほうがいいのかな」と考える方もいるでしょう。ただ、股関節が痛いときは無理に動かすのではなく、まず痛みが強くなる動作を避けることが大切だと言われています。

痛みを悪化させる動作を避ける

歩く、階段を上る、しゃがむなど、特定の動きで痛みが強くなる場合は、その動作を何度も繰り返さないようにしましょう。

「動かしたほうが早く改善するかも」と我慢して続けると、かえって負担になる可能性もあります。痛みの程度を確認しながら過ごすことがポイントです。

股関節への負担を減らす

股関節には、立ったり歩いたりするだけでも負荷がかかると言われています。そのため、痛みが強い時期は長時間歩き続けたり、重い荷物を持ったりすることを控えるのも一つの方法です。

一方で、必要以上に動かない生活を続ければよいとは限りません。日常生活の中で「この動きは痛い」と感じる場面を把握して、負担を調整してみましょう。

ストレッチ・運動は痛みの状態に合わせる

「股関節が痛いなら、とりあえずストレッチ?」

必ずしもそうとは限りません。股関節の痛みにはさまざまな原因があるため、状態に合わない運動が負担になる場合もあると言われています。

痛みのない範囲で軽く体を動かし、症状が強くなるようなら中止しましょう。

無理に伸ばしたり動かしたりしない

「硬いから」と股関節を強く開いたり、痛みを我慢して深く伸ばしたりするのは避けたいところです。特に急に痛くなった場合や、動かすだけで強い痛みがある場合は無理をしないようにしてください。

痛みが続く場合はセルフケアだけで済ませない

数日たっても股関節が痛い、徐々に悪化する、歩くのがつらいといった場合は、セルフケアだけで判断しないことも大切です。

股関節の痛みには骨や関節の病気が関係するケースもあると言われています。症状が続く場合は医療機関へ来院し、必要な検査を受けることを検討しましょう。

引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/7073/

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5.股関節が痛いときは病院へ行くべき?来院の目安

「股関節が痛いけど、もう少し様子を見ても大丈夫?」

軽い違和感なら迷うところですよね。ただ、股関節の痛みには骨や関節などの問題が関係している場合もあると言われています。痛みの強さだけでなく、「いつから続いているか」「歩けるか」「ほかの症状はないか」も確認しておきましょう。

強い痛みや急激な痛みがある

突然強い痛みが出た場合や、安静にしていても痛みが続く場合は注意が必要です。「そのうち改善するだろう」と自己判断せず、早めに医療機関へ来院することを検討してください。

転倒後から痛くて歩けない

「転んでから股関節が痛くて、体重をかけられない」

このようなケースでは、大腿骨近位部骨折などが関係する可能性もあると言われています。特に高齢者は軽い転倒でも骨折につながる場合があるため、立てない、歩けないほどの痛みがあるときは速やかな医療機関への相談が大切です。

痛みが続く・徐々に悪化している

数日たっても改善しない、以前より痛みが強くなっているといった変化も来院を考える目安です。

股関節の病気には徐々に症状が進むものもあると言われています。「まだ歩けるから大丈夫」と考えず、長引いている場合は一度状態を確認してもらいましょう。

発熱など股関節以外の症状を伴う

股関節の痛みに加えて発熱や腫れ、赤み、強いだるさなどがある場合も注意が必要です。関節の炎症や感染症などが関係するケースもあると言われているため、早めの相談を検討してください。

日常生活に支障が出ている

歩行や階段、靴下を履く、車の乗り降りなど、普段の生活がしづらくなっている場合も来院の目安になります。痛みを我慢して生活を続けるのではなく、原因を確認することが重要です。

何科に行く?基本は整形外科

「股関節が痛い場合は何科?」

まずは整形外科への来院が一般的と言われています。必要に応じて触診や画像検査などを行い、骨や関節の状態を確認します。

医療機関ではどんな検査をする?

医療機関では症状や経過を確認したうえで、触診やレントゲン、必要に応じてMRIなどの画像検査が行われる場合があります。その結果をもとに、薬やリハビリテーション、手術などが検討されることもあります。

股関節が痛い原因は一つではありません。特に強い痛みや歩行困難がある場合は、セルフケアだけで済ませず医療機関へ相談しましょう。

引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/7073/

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島倉 嘉仁
国家資格:理学療法士 理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。 ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。 何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。 一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。