1.脂質とは?―栄養素としての基本定義と役割
脂質の定義と体内での役割(エネルギー源・細胞膜・ホルモン合成)
「脂質って、結局なに?」と聞かれたら、まずは“体を動かすエネルギーにもなって、体の材料にもなる栄養素”くらいでOKです。たとえば脂質は、たんぱく質や糖質よりもエネルギー効率が高く、1gあたり約9kcalになると紹介されています。運動量が多い日や食事量が少ない日でも、脂質が入っているとエネルギーの底上げに役立つ…と言われています。さらに、脂質は細胞膜の構成成分になったり、ホルモンの材料の一部になったりする点も大事です。「油=太る」だけで終わらせないほうがいい、という話ですね。ほかにも脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがある、と解説されています。
引用元:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
三大栄養素の中での位置づけ(糖質・タンパク質との違い)
じゃあ糖質やたんぱく質と何が違うの?というと、ざっくり“役割がかぶりつつ、得意分野が違う”イメージです。一般的な目安として、糖質とたんぱく質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalとされてきたため、同じ量でも脂質はエネルギーが大きくなりやすい、と説明されています。だから「脂質は悪者」ではなくて、量と質を見ながら付き合うのが現実的…という考え方につながります。なお、脂質のとりすぎは肥満や生活習慣病につながることがある、と公的機関でも示されています。
引用元:https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/nutrition/myhealth/nutrition/three_major/
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/
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2.脂質の種類 ― 飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・必須脂肪酸
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いと特徴
「脂質の基礎って、まず何から押さえればいいの?」と聞かれたら、脂質を作る“脂肪酸の種類”から入るのが近道です。大きくは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられると言われています。飽和脂肪酸は、肉の脂や乳製品の脂などに多く、常温で固まりやすいタイプとして紹介されています。一方で不飽和脂肪酸は、植物油や魚の油に多く、常温で液体になりやすいのが特徴だとされています。「バターは固いけど、オリーブオイルはサラッとしてる」って、まさにそれですね。さらに不飽和脂肪酸は、一価と多価に分かれ、多価の中には体内で作れないものがある…という流れで理解すると頭に残りやすいです。
引用元:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
引用元:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/food/ye-031.html
オメガ3・オメガ6(必須脂肪酸)の概要と健康効果
ここで出てくるのが、オメガ3(n-3系)とオメガ6(n-6系)。どちらも“必須脂肪酸”に入るため、体内で十分に合成できず、食事からとる必要があると言われています。オメガ3にはα-リノレン酸、EPA、DHAなどが含まれ、体のはたらき(抗炎症作用や神経機能の維持、免疫応答など)に関与するとされています。オメガ6はリノール酸などが代表で、植物油が主な摂取源になりやすい、という説明もあります。つまり「ゼロにする」より「不足しない・とりすぎない」を意識するのが現実的、という方向に話が落ち着きやすいです。
引用元:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/food/ye-031.html
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
食品中の例と摂り方の基本
じゃあ何を食べればいいの?となりますよね。例として、オメガ3は魚介類(EPA・DHA)や、植物油の一部(α-リノレン酸)からとれると言われています。オメガ6は大豆油やコーン油などの植物油が主要な摂取源になりやすい、とも整理されています。ポイントは“油だけを足す”より、魚を1品増やすとか、ドレッシングの量を意識するみたいに、食卓の動線で調整すること。脂質は料理の油だけでなく食材にも含まれるので、「気づいたら増えてた」を防ぐために、まずは“普段の脂の出どころ”を軽く見直すのがよさそうです。
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
引用元:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
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3.体への働き ― 健康効果とリスク

良質な脂質が健康にもたらす効果(ホルモン合成・細胞機能など)
「脂質の基礎って、“太りそう”以外に何があるの?」
「実はね、脂質はエネルギー源になるだけじゃなくて、細胞膜の材料やホルモンなどの材料の一部にもなると言われています。」
「え、油が細胞の材料?」
「そうそう。体の中の細胞は膜で区切られてるけど、その膜に脂質が関わる、と紹介されています。さらに脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあるそうで、“脂質=悪”って決めつけるのは早いかも、という話になりやすいです。」
「じゃあ、良質な脂質を“適量”とるのが大事ってこと?」
「その理解が近いと言われています。量だけじゃなく質も見たほうが、食事の組み立てがしやすくなりますよね。」
引用元:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
摂りすぎのリスク(肥満・脂質異常症など)
「でもさ、脂質って結局とりすぎたらどうなるの?」
「脂質は1gあたりのエネルギーが大きいので、結果的にエネルギー過多になりやすく、肥満につながるおそれがある、と説明されています。」
「たしかに、揚げ物が続くとカロリーが増えがち…。」
「それに、脂質(特に飽和脂肪酸)をとりすぎると、循環器疾患の危険因子にもなる脂質異常症のリスクが増える可能性がある、とも言われています。油そのものだけじゃなく、肉・乳製品・加工食品にも脂質が入っているので、“気づいたら多い”が起きやすい点は要注意ですね。」
引用元:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_eikyou.html
脂質の健康評価(LDL/HDLコレステロール)
「健康診断のLDLとかHDLって、脂質と関係ある?」
「関係あります。血液中の脂質の値が基準から外れた状態を脂質異常症といい、指標としてLDLコレステロール(いわゆる悪玉)やHDLコレステロール(いわゆる善玉)、中性脂肪などの“異常”が挙げられると言われています。」
「悪玉って名前、ちょっと怖い…。」
「名前のインパクトは強いけど、数値の見方は総合的に判断されることが多いので、結果が気になるときは医療機関で相談する流れが一般的です。普段の食事では、脂質をゼロにするより“量と質を整える”ほうが続けやすい、という発想が役立ちます。」
引用元:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic/m-05-004.html
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4.食事での脂質の摂り方 ― 目安と食品例
1日の摂取バランスとおすすめの比率
「脂質の基礎はわかったけど、結局どのくらい食べればいいの?」
そんなときの目安として、日本人の食事摂取基準では、脂質は総エネルギーの**20〜30%**が目標量として示されています。 「じゃあ脂質は少なければ少ないほどいい?」というと、そう単純でもなくて、必須脂肪酸を下回らないことや、飽和脂肪酸のとりすぎに気をつける…という“バランス前提”で考えるのが現実的と言われています。 まずは「主食・主菜・副菜」を整えつつ、油の“足し算”が続いていないかを見直す、くらいから始めるとやりやすいです。
日常食品に含まれる脂質と量の目安(魚油・オリーブ油・ナッツなど)
「油って、料理で入れる分だけ?」
「実は食材にも入ってるよ。魚、肉、乳製品、ナッツ…ぜんぶ脂質の持ち主と言われています。」 たとえばオリーブオイルは大さじ1(約12g)で脂質が約12gとして紹介されています。 “ちょい足し”のつもりでも積み重なるので、ドレッシングや炒め油の量は一度だけでも計ってみると感覚がつかみやすいです。魚の脂(EPA・DHAなど)やナッツの脂は、不飽和脂肪酸の供給源として触れられることが多いので、揚げ物の回数を増やすより、焼き魚や素焼きナッツを取り入れる方向が続けやすいかもしれません。
調理法や健康管理のコツ
「脂質は減らすより“扱い方”が大事ってこと?」
「そうそう。例えば、揚げる→焼く・蒸すに変える、炒め油は計量スプーンで固定する、加工食品の“脂質”表示をたまに見る…この3つだけでも変化が出やすいと言われています。」 “ゼロ”を目指すとしんどくなるので、まずは飽和脂肪酸が多くなりがちな食品が続いていないかをチェックして、足りない日は魚や植物油をうまく回す。そんな調整が「脂質の基礎」を実生活に落とし込むコツになりそうです。
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5.よくある疑問・注意点 ― 脂質とダイエット/健康
「脂質=太る」は本当?(摂取量と質の重要性)
「脂質って太るから、なるべく抜いたほうがいい?」
「気持ちはわかるけど、脂質はエネルギーが高いぶん、量が増えると摂取エネルギー過多になりやすいと言われています。一方で“ゼロが正解”とも限らないみたい。」
「じゃあ、どう考えればいいの?」
「目安として、脂質が総エネルギーに占める割合(脂肪エネルギー比率)は20%以上30%未満が目標量として示されています。さらに“脂肪は質と量を考えて”という考え方も紹介されていて、動物・植物・魚由来の脂をバランスよく…という整理になっています。」
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/fat_care.html
脂質と生活習慣病の関係
「脂質をとりすぎると、やっぱり生活習慣病が心配…?」
「脂質のとりすぎは、肥満や循環器疾患などの健康リスクを高めることが示されている、と説明されています。」
「なるほど、量が増えすぎるのが問題って感じか。」
「それに、脂質異常症はLDLコレステロールや中性脂肪が高い、HDLコレステロールが低いなどの状態を指し、動脈硬化と関連すると言われています。食生活や運動習慣などの生活習慣が関与することも知られているので、数値が気になる人ほど“油の種類”と“食べ方”をセットで見直す流れになりやすいです。」
引用元:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic/m-05-004.html
特殊な状況での注意(妊娠・持病)
「妊娠中とか、持病がある場合はどうすればいい?」
「妊婦さんについては、魚介類にはEPA・DHAなどが含まれる一方で、水銀に関する注意事項がまとめられていて、魚の種類と量に配慮するよう案内されています。だから“魚を増やせばOK”と単純化せず、公式の目安に沿って選ぶのが安心と言われています。」
「持病がある人は?」
「脂質異常症などで食事の指示が出ている場合は、自己判断で極端に油を減らすより、医療機関で相談するほうが安全です。普段の工夫としては、揚げ物続きになっていないか、加工食品の脂質が重なっていないか…そこから見ていくのが現実的かもしれませんね。」
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/index-a.pdf
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理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。
ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。
何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。
一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。





















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