側弯症で腰痛が片側だけに出るのはなぜ?
「側弯症があるから、右か左の腰だけ痛くなっているのかな?」と気になる方もいるでしょう。
側弯症では背骨が左右に曲がるだけでなく、ねじれを伴うこともあると言われています。そのため体の左右で筋肉や関節にかかる負担が異なり、片側の腰に張りや痛みを感じるケースがあります。
ただし、ここで注意したいのが「片側の腰痛=側弯症が悪化している」とは限らないことです。腰痛には筋肉の疲労や椎間板、関節などさまざまな要因が関係するとされています。
側弯症とは?背骨の曲がりとねじれの特徴
「側弯症って、単純に背骨が横へ曲がっている状態ですか?」
実際には、背骨が左右へ弯曲することに加えて、椎骨のねじれを伴う場合があると言われています。外見では肩の高さや肩甲骨、ウエストラインなどに左右差がみられることもあります。
なぜ右・左どちらか一方の腰が痛くなるのか
背骨のカーブやねじれによって、左右の筋肉の使われ方や関節への負担に差が生じることがあると言われています。
「いつも右腰ばかり張る」という方もいれば、左側に違和感を感じる方もいます。立つ、歩く、座るといった普段の動き方も影響するため、痛み方にはかなり個人差があります。
背骨のカーブと痛む側は必ず一致する?
「背骨が右に曲がっていたら、右腰が痛くなるのでしょうか?」
必ずしもそうとは言えません。カーブの向きだけでなく、ねじれ方や筋肉の緊張、日頃の体の使い方なども関係すると考えられています。
そのため、「右に曲がっているから右が痛い」とカーブだけで原因を決めつけないことが大切です。
側弯症があっても腰痛が出ない人もいる
側弯症があれば全員に腰痛が起こる、というわけでもありません。日本整形外科学会では、側弯が進行すると腰背部痛が生じることがあるとされています。
つまり、側弯症が見つかっていても症状がほとんどない人もいれば、腰痛を感じる人もいるということです。片側の痛みが続く、以前より強くなるといった場合には、側弯症だけに原因を絞らず状態を確認することが重要と言われています。
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scoliosis.html
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側弯症で片側の腰が痛くなる原因
「側弯症があると、どうして片側の腰だけ痛みやすいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
側弯症では背骨のカーブやねじれによって、筋肉・関節・椎間板などにかかる負担が左右で変わることがあると言われています。ただし、片側の腰痛すべてが側弯症によるものではありません。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、別の原因が隠れている可能性も考える必要があります。
左右の筋肉にかかる負担の違い
背骨が左右に弯曲すると、片側の筋肉は伸ばされ、反対側では縮んだ状態が続きやすくなると言われています。
「右だけいつも張っている」「左腰だけ疲れやすい」と感じるのは、こうした左右差が関係している場合があります。ただ、痛む側と背骨のカーブが必ず一致するわけではありません。
背骨のねじれ・椎間関節への負担
側弯症では、背骨が横に曲がるだけでなく、ねじれを伴うケースもあると言われています。
その結果、腰椎の後方にある椎間関節へ左右均等に負担がかからず、一方の腰に違和感や痛みを感じることがあります。特に立ち続けたときや腰を反らしたときに症状が変化する人もいます。
重心や骨盤周囲のバランスの変化
「姿勢の左右差も関係するんですか?」
関係することがあります。背骨のカーブに合わせて体がバランスを取ろうとすると、重心の位置や骨盤周囲の筋肉の使い方にも左右差が生まれる場合があると言われています。
立ち方や座り方、片脚に体重をかける癖などが重なると、片側の腰へ負担が集中することもあります。
椎間板や神経への影響
成人の側弯症では、加齢による椎間板の変化などを伴うケースもあります。
椎間板や神経周囲へ負担がかかると、腰痛だけでなく、お尻や脚の痛み・しびれが出ることがあると言われています。症状が腰だけに収まらない場合は、筋肉だけの問題と決めつけないことが大切です。
ヘルニア・脊柱管狭窄症など側弯症以外の原因
片側の腰痛があるからといって、原因が側弯症とは限りません。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などでも、片側の腰や脚に痛み・しびれが出る場合があります。歩きにくさ、脚の力が入りにくい、しびれが強くなっているなどの変化がある場合は、別の原因も含めて状態を確認することが重要と言われています。
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側弯症による片側の腰痛をセルフチェック
「いつも右腰だけ痛いけど、これって側弯症と関係ある?」と気になる方もいるでしょう。
片側の腰痛だけで側弯症かどうかを判断することはできません。ただ、腰の痛み方に加えて、肩や肩甲骨の高さ、ウエストラインなどを確認すると、体の左右差に気づくきっかけになります。
ここでは自宅で確認しやすいポイントを見ていきましょう。あくまでセルフチェックなので、側弯症の有無を確定するものではありません。
右・左どちらかの腰だけ張る・痛む
まず「どちら側が、どんなときに痛むか」を確認してみてください。
右腰だけ張る、左腰だけ疲れやすいなど、左右差を感じるケースがあります。ただし、片側の腰痛は筋肉や関節などさまざまな要因でも起こると言われているため、痛む場所だけで側弯症とは判断できません。
肩・肩甲骨・ウエストラインに左右差がある
「鏡を見ると肩の高さが違う気がする……」
側弯症では、左右の肩の高さや肩甲骨の出方、ウエストラインなどに左右差がみられることがあると言われています。正面や後ろから姿勢を確認してみると、自分では気づかなかった左右差が見つかる場合もあります。
前屈すると背中や腰の片側が盛り上がる
両足をそろえて立ち、ゆっくり前屈したときの背中もチェックポイントです。
側弯症では背骨のねじれを伴うことがあり、前屈した際に背中や腰の片側が盛り上がって見える場合があると言われています。ただし、見た目だけで判断するものではありません。
立つ・歩く・座ると片側だけ痛くなる
次は「いつ痛むのか」に注目してみましょう。
長く立つと右腰が痛い、歩くと左側がつらい、デスクワーク中だけ片側が張るなど、動作によって症状が変化することがあります。痛む動作や時間帯をメモしておくと、状態を伝える際にも役立ちます。
腰痛+お尻や足のしびれがないか確認する
腰だけでなく、お尻や太もも、ふくらはぎまで痛みやしびれが出ていないかも確認してください。
成人の側弯症では、神経への影響によって下肢の痛みやしびれを伴う場合があると言われています。「最近しびれが強くなった」「脚に力が入りにくい」といった症状がある場合は、セルフチェックだけで済ませず、整形外科など医療機関で原因を調べてもらうことが大切です。
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側弯症で片側の腰が痛いときの対処法・ストレッチ
「右腰が痛いなら、右側をたくさん伸ばせばいい?」と思うかもしれません。
実は、側弯症のカーブやねじれ方、痛みが出る場所には個人差があります。そのため、痛い側だけを強く伸ばしたり、自己流で背骨をまっすぐにしようとしたりする方法が、すべての人に適しているとは言えません。
まずは無理のない範囲で体を動かし、日常生活で腰に負担が集中しにくい環境を作ることから始めてみましょう。
長時間同じ姿勢を続けない
「座っていると片側の腰がだんだん痛くなる」という方は、同じ姿勢を続けすぎないことがポイントです。
デスクワークや運転では、ときどき立ち上がったり姿勢を変えたりしてみましょう。痛みが強くならない範囲でこまめに体を動かすことが大切と言われています。
片側だけに体重をかける習慣を見直す
立っているとき、無意識に片脚へ体重をかけていませんか?
脚を組む、いつも同じ側で荷物を持つなど、左右どちらかに偏った習慣が続くと、腰周囲への負担にも差が生じる場合があります。まずは自分の普段の癖に気づくところから始めてください。
腰・お尻・股関節を無理なく動かす
腰だけではなく、お尻や股関節をゆっくり動かす方法もあります。
たとえば仰向けで膝を抱える、股関節を軽く曲げ伸ばしするといった運動です。「気持ちいい」と感じる程度にとどめ、痛みやしびれが強くなる動きは中止しましょう。
体幹を支える筋肉を鍛える
側弯症に対しては、状態に合わせて運動療法などが行われることがあると言われています。
ただし「腹筋をたくさんすれば改善する」という単純な話ではありません。背骨の状態や年齢、症状に合わせて運動内容を調整することが重要です。
痛い側だけを強く伸ばすストレッチは避ける
ここが特に注意したいポイントです。
側弯症は人によってカーブの位置や向き、ねじれ方が異なります。そのため「右が痛いなら右を伸ばす」といった左右一律のストレッチが適しているとは限りません。
強くひねる、痛みを我慢して伸ばすなどの自己流ストレッチは避けましょう。片側の腰痛が続いている場合は、背骨や神経などの状態も含めて確認したうえで、自分に合った運動方法を選ぶことが大切と言われています。
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側弯症の片側腰痛は何科?整形外科を受診する目安
「片側の腰痛が続いているけど、何科に行けばいい?」と迷う方もいるでしょう。
側弯症があり腰痛を繰り返している場合や、脚のしびれなどを伴う場合は、まず整形外科で相談することが選択肢になります。特に成人の側弯症では、背骨の変形だけでなく、椎間板の変性や脊柱管狭窄などを伴うケースもあると言われています。
痛みだけで判断せず、症状の広がりや変化にも注目してみてください。
片側の腰痛が続く・繰り返す場合
「右腰だけずっと痛い」「良くなっても、また同じ場所が痛くなる」という場合は、一度原因を確認しておきたいところです。
片側腰痛には側弯症以外にもさまざまな原因が考えられます。痛みが長引く、徐々に強くなる、日常生活に支障が出る場合は医療機関への相談を検討しましょう。
足の痛み・しびれ・筋力低下がある場合
腰だけでなく、お尻や脚に痛み・しびれが広がっていませんか?
成人の側弯症では神経が圧迫され、下肢の痛みやしびれなどが現れることがあると言われています。さらに「脚に力が入りづらい」と感じる場合も、単なる筋肉の張りと自己判断せず整形外科で相談することが大切です。
歩きにくい・歩ける距離が短くなった場合
「以前より長く歩けなくなった」という変化にも注意してください。
脊柱管狭窄などによって神経が影響を受けると、歩いているうちに脚の痛みやしびれが強くなり、休むと再び歩けるようになる症状がみられることがあります。歩行能力の変化も重要なチェックポイントです。
排尿・排便障害などがある場合は早急に受診
腰痛に加えて、尿が出にくい、尿や便を漏らしてしまう、股の周囲がしびれる、急に脚の力が入りにくくなった、といった症状がある場合は注意が必要です。
神経が強く圧迫されている可能性があるため、早急に医療機関を受診してください。セルフケアやストレッチで様子を見る症状ではありません。
整形外科で行われるX線・MRIなどの検査
「病院では何を調べるの?」という疑問もありますよね。
側弯症ではX線検査によって背骨のカーブやバランスなどを確認します。また、脚のしびれなど神経症状がある場合には、状態に応じてMRIやCTなどが用いられることもあります。
片側の腰痛があるからといって、原因が側弯症とは限りません。症状と画像所見などを合わせて原因を確認することが重要と言われています。
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国家資格:理学療法士
理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。
ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。
何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。
一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。





















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