頭痛 こめかみ 押すと楽なのはなぜ?考えられる原因・正しい押し方と受診の目安を解説

頭痛でこめかみを押すと楽になるのはなぜ?

「頭痛がすると、無意識にこめかみを押してしまう」「押している間は少し楽な気がする」という経験はありませんか?

頭痛でこめかみを押すと楽に感じる場合、こめかみ周辺や首・肩の筋肉の緊張が関係していることがあると言われています。ただし、「押すと楽だから大丈夫」「緊張型頭痛に違いない」と決めつけるのは避けたいところです。

頭痛にはさまざまなタイプがあり、痛み方によって対処も変わると言われています。まずは、なぜこめかみを押すと楽に感じることがあるのか見ていきましょう。

こめかみにある「側頭筋」の緊張が和らぐため

「そもそも、こめかみには何があるの?」

こめかみ付近には、食べ物を噛むときなどに使われる「側頭筋」という筋肉があります。デスクワークやスマホ操作、歯の食いしばりなどが続くと、側頭筋が緊張しやすいと言われています。

その状態で指の腹を使ってやさしく触れると、こわばっていた部分への刺激によって、一時的に頭痛が楽に感じられる場合があるようです。

首・肩・頭まわりの筋肉の緊張が関係していることも

「こめかみだけじゃなく、肩もガチガチなんだけど……」

そんな方もいるでしょう。頭痛は、こめかみだけの問題とは限りません。長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩、頭皮などにも負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなると言われています。

特にパソコン作業が多い方は、気づかないうちに肩に力が入っていることもあります。

「押すと楽=緊張型頭痛」とは限らない

こめかみを押して楽になる場合、締めつけられるような痛みが特徴の緊張型頭痛と関連するケースがあると言われています。

ただ、「押したら楽になったから緊張型頭痛だ」と判断することはできません。ズキズキと脈を打つように痛む場合は片頭痛なども考えられ、強い刺激で痛みが増すケースもあると言われています。

強く押しすぎるとかえって痛みが悪化することがある

「痛いくらい押したほうが効きそう」と考える方もいますが、力任せに押すのは控えましょう。

こめかみを強く押したり、長時間揉み続けたりすると、筋肉や皮膚への負担が増え、かえって痛みが強くなる可能性があると言われています。触れる場合は「少し気持ちいい」と感じる程度にとどめるのがポイントです。

いつもと違う強い頭痛や、しびれ、言葉が出にくいなどの症状がある場合は、こめかみを押して様子を見続けず、医療機関への来院を検討してください。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e9%a0%ad%e7%97%9b-%e3%81%93%e3%82%81%e3%81%8b%e3%81%bf-%e6%8a%bc%e3%81%99%e3%81%a8%e6%a5%bd%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%ef%bc%9f%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84/

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こめかみが痛くて押すと楽になるときに考えられる原因

「こめかみが痛いけれど、押すと少し楽になる。これって何が原因?」

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。こめかみの頭痛は、筋肉の緊張や目の疲れ、食いしばりなど、いくつかの要因が関係して起こると言われています。

大切なのは「押すと楽」という感覚だけで原因を決めないことです。締めつけられるような痛みなのか、ズキズキするのかによっても考え方が変わります。

緊張型頭痛|締め付けられるような頭痛

緊張型頭痛では、頭全体をギューッと締めつけられるような痛みや、重だるさを感じることがあると言われています。

首や肩、こめかみ周辺の筋肉が緊張しているケースもあり、やさしく触れることで一時的に楽に感じる方もいるようです。

片頭痛|ズキズキする場合は押すと悪化することも

一方、「ドクンドクン」「ズキズキ」と脈を打つように痛む場合は、片頭痛が関係している可能性もあると言われています。

片頭痛では、音や光がつらく感じたり、体を動かすと痛みが強くなったりするケースもあります。強く押したり揉んだりすると、かえって不快感が増す場合もあるため注意が必要です。

首こり・肩こり・姿勢不良

「頭痛だけじゃなくて、首も肩もつらい」という方も少なくありません。

パソコン作業やスマホ操作で前かがみの姿勢が続くと、首や肩まわりの筋肉に負担がかかりやすいと言われています。その緊張が頭部まで広がり、こめかみ周辺の違和感につながるケースも考えられます。

眼精疲労|パソコンやスマホを長時間見る人に多い

画面を長時間見続ける生活では、目の疲れとともに、目の周囲やこめかみ付近に重さを感じることがあります。

「夕方になるとこめかみが痛い」「目を閉じると少し楽」という場合は、目を酷使していないか振り返ってみましょう。

歯の食いしばり・歯ぎしり・顎関節への負担

意外と見落としやすいのが、食いしばりや歯ぎしりです。

噛むときに使う側頭筋はこめかみ付近にあるため、無意識に歯を食いしばる習慣があると、この部分に負担がかかりやすいと言われています。

朝起きたときに顎が疲れている、歯を食いしばる癖がある方は、一度生活習慣も確認してみるとよいでしょう。

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こめかみを押すときの正しい方法と頭痛を楽にするセルフケア

「こめかみを押すと楽になるけど、どれくらいの強さで押せばいいの?」

そんな疑問を持つ方もいるでしょう。こめかみ周辺は強く刺激すればよいわけではなく、やさしく触れることが大切だと言われています。また、頭痛のタイプによっては温める方法が合わない場合もあるため、痛み方を見ながらセルフケアを選ぶことがポイントです。

こめかみは指の腹で優しく押す

こめかみを押すときは、人差し指や中指の腹を使い、「気持ちいい」と感じる程度の力でやさしく触れてみましょう。

目安としては、数秒ほど軽く押して離す動作を数回繰り返す方法が取り入れやすいと言われています。強い痛みを我慢しながら押したり、長時間続けたりするのは避けましょう。

側頭筋を優しくほぐす

「押すだけではなく、少し動かしてもいいの?」

こめかみ周辺にある側頭筋は、円を描くようにゆっくり触れる方法もあります。奥まで押し込むのではなく、皮膚を軽く動かすくらいの感覚で行うのがポイントです。

食いしばりが気になる方は、上下の歯を離して顎の力を抜きながら行うと、余計な力が入りにくくなります。

首・肩のストレッチを行う

こめかみの頭痛は、首や肩まわりの緊張と関係していることもあると言われています。

首をゆっくり左右に倒したり、肩を大きく回したりして、無理のない範囲で動かしてみましょう。「伸ばせば伸ばすほどよい」というものではないため、痛みが出るところまで無理に動かす必要はありません。

緊張型頭痛は温める・片頭痛は冷やすなど使い分ける

頭痛のセルフケアでは、「とりあえず温める」と決めつけないことも大切です。

首や肩のこりを伴う緊張型頭痛では、蒸しタオルなどで温めると楽に感じることがあると言われています。一方、ズキズキする片頭痛では、こめかみ付近を冷やし、静かな場所で休む方法が選ばれることもあります。

睡眠・水分補給・長時間のスマホやPC作業を見直す

セルフケアをしても、毎日の生活で負担が続いていると、こめかみの違和感を繰り返すことがあります。

睡眠不足や水分不足、長時間のスマホ・パソコン作業などが続いていないか、一度振り返ってみましょう。30〜60分を目安に画面から目を離したり、こまめに姿勢を変えたりするのもひとつの方法です。

セルフケアをしても頭痛が続く、頻度が増えている、いつもと違う強い痛みがある場合は、無理に押し続けず医療機関への来院を検討してください。

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こめかみを押してはいけない?注意したい頭痛の特徴

「こめかみを押すと楽になるなら、そのまま揉んでいても大丈夫?」

そう考える方もいるかもしれません。しかし、頭痛にはさまざまな原因があり、押したときに一時的に楽になったとしても、それだけで問題がないとは判断できません。なかには、セルフケアより医療機関への来院を優先したほうがよい症状もあると言われています。

ズキズキする片頭痛は強く揉まない

脈を打つようにズキズキする片頭痛では、光や音がつらく感じたり、動くことで痛みが増したりする場合があると言われています。

こめかみを強く揉む刺激が不快に感じることもあるため、「痛いほど効きそう」と力を入れるのは控えましょう。

突然起こった「今までにない激しい頭痛」

特に注意したいのが、突然起こる非常に強い頭痛です。

「今まで経験したことがない」「急に激痛が走った」といった頭痛では、くも膜下出血など緊急性の高い病気が隠れている可能性があると言われています。この場合はこめかみを押して様子を見るのではなく、速やかに医療機関へ相談することが重要です。

手足のしびれ・麻痺・ろれつが回らない

頭痛と同時に、片側の手足がしびれる、力が入りづらい、ろれつが回らないといった症状が現れた場合も注意が必要です。

脳卒中などが関係するケースもあると言われているため、早急な対応が求められます。

発熱や意識障害を伴う頭痛

高熱と強い頭痛が同時に起こったり、反応がおかしい、意識がもうろうとするといった変化がみられたりする場合も、単なる肩こりなどと決めつけないようにしましょう。

このような症状では、早めの医療機関への相談が必要になる場合があります。

片目の奥の激痛・涙・鼻水を伴う場合

「目の奥をえぐられるように痛い」という強い頭痛に加えて、同じ側の涙や鼻水などが現れる場合、群発頭痛などが関係している可能性があると言われています。

一般的な肩こりによる頭痛とは対処が異なるため、自己判断で揉み続けないことが大切です。

こめかみの圧痛・あごの痛み・視覚異常がある場合

こめかみを触ると強く痛む、食事中にあごが痛くなる、見えづらい・二重に見えるなどの症状がある場合は、巨細胞性動脈炎などが関係しているケースもあると言われています。

特に50歳以上で新しくこのような頭痛が現れた場合は注意が必要です。「押すと少し楽だから」と様子を見続けず、医療機関への来院を検討しましょう。

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こめかみの頭痛が続くときは何科?病院を受診する目安

「こめかみの頭痛が何日も続くけど、どこに行けばいいんだろう?」

頭痛は一時的な疲れや筋肉の緊張で起こることもありますが、何度も繰り返したり、以前より強くなってきたりする場合は、医療機関への来院を検討したほうがよいと言われています。

特に「押すと少し楽になるから大丈夫」と自己判断せず、頻度や痛み方の変化にも目を向けてみましょう。

頭痛を何度も繰り返す場合

こめかみの頭痛が週に何度も起こる、いったん落ち着いてもまた繰り返すといった場合は、一度相談しておくと安心です。

緊張型頭痛や片頭痛など、繰り返しやすい頭痛が関係しているケースもあると言われています。いつ起きたか、どのくらい続いたか、何をすると悪化・軽減したかをメモしておくと、相談時に役立ちます。

頭痛が徐々に強くなっている場合

「前より痛みが強い」「以前より長引くようになった」と感じる場合も注意が必要です。

頭痛の性質が変わってきたときは、単なる疲れと決めつけず、医療機関で相談することがすすめられています。特に、急に強い痛みが出た場合や、しびれなどを伴う場合は早めの対応が大切です。

市販薬を頻繁に使っている場合

「痛くなるたびに薬を飲んでいる」という方もいるでしょう。

市販の鎮痛薬を頻繁に使う状態が続くと、薬剤の使用過多による頭痛につながることがあると言われています。使用回数が増えてきた、効きにくくなってきたと感じる場合は、一度医療機関へ相談してみましょう。

頭痛外来・脳神経内科・脳神経外科を検討する

こめかみの頭痛が続く場合は、頭痛外来や脳神経内科、脳神経外科などが相談先の候補になります。

「どこに行けばいいかわからない」という場合は、まずかかりつけ医に相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらう方法もあります。

食いしばりや顎の症状が強い場合は歯科・口腔外科も選択肢

頭痛と一緒に、顎が痛い、口を開けづらい、朝起きると顎が疲れているといった症状がある場合は、食いしばりや顎関節への負担が関係していることもあると言われています。

その場合は、歯科や口腔外科への相談も選択肢です。頭痛だけを見るのではなく、顎や歯の状態も含めて確認してもらうと原因を整理しやすくなります。

引用元:https://seitai-osusume-select.com/column/%e9%a0%ad%e7%97%9b-%e3%81%93%e3%82%81%e3%81%8b%e3%81%bf-%e6%8a%bc%e3%81%99%e3%81%a8%e6%a5%bd%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%ef%bc%9f%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84/

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島倉 嘉仁
国家資格:理学療法士 理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。 ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。 何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。 一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。