1.子宮筋腫で腰痛が起こることはある?
子宮筋腫とは
「最近、腰が痛いんだけど……もしかして子宮筋腫と関係あるの?」
そんな不安を感じている方もいるかもしれません。
子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことです。子宮の内側にできる「粘膜下筋腫」、筋肉の中にできる「筋層内筋腫」、外側にできる「漿膜下筋腫」などがあり、できる場所によって症状の出方が変わると言われています。
子宮筋腫の症状として腰痛が現れることがある
「子宮の病気なのに、腰が痛くなることもあるの?」
実は、子宮筋腫でみられる症状の一つとして腰痛が挙げられています。ほかにも、月経量が多くなる、月経痛が強くなる、貧血を感じるなど、さまざまな症状がみられる場合があると言われています。
筋腫が大きくなると周囲の臓器を圧迫することがある
子宮筋腫が大きくなると、周囲にある臓器を圧迫する場合があると言われています。その影響によって腰痛だけでなく、頻尿や排尿のしづらさ、便秘などを感じるケースもあるようです。
「腰だけじゃなく、最近トイレも近いかも」
このように複数の変化が重なっている場合は、腰だけの問題と決めつけないことも大切でしょう。
筋腫の大きさ・場所・個数によって症状は異なる
子宮筋腫は「大きければ必ず症状が強い」という単純なものではないと言われています。
たとえば、子宮の内側にできる粘膜下筋腫では小さくても症状が出やすい一方、外側にできる漿膜下筋腫では大きくなっても症状を感じにくい場合があります。
大きさだけではなく、できた場所や個数なども関係すると考えられているため、人によって感じ方には差があります。
腰痛があるからといって子宮筋腫とは限らない
ここは大切なポイントです。
「腰が痛い=子宮筋腫」というわけではありません。腰痛は筋肉や関節への負担、長時間同じ姿勢で過ごすことなど、さまざまな原因で起こると言われています。
一方で、腰痛に加えて月経量の増加や強い月経痛、下腹部の違和感などが続いている場合は、婦人科系の問題が隠れている可能性も考えられます。気になる変化が続く場合は、自己判断だけで済ませず婦人科など医療機関への来院を検討するとよいでしょう。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/woman-youtsuu/
引用元:https://www.jsog.or.jp/citizen/5711/
引用元:https://www.jsgo.or.jp/public/kinshu.html
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2.子宮筋腫による腰痛の特徴|痛む場所や痛み方
腰から骨盤周辺に重さや痛みを感じることがある
「子宮筋腫の腰痛って、普通の腰痛とは違うんですか?」
気になるところですよね。子宮筋腫がある場合、腰だけではなく、骨盤周辺に重さや違和感を感じるケースがあると言われています。
特に筋腫が大きくなった場合には、骨盤内で周囲の組織や臓器を圧迫し、それに伴って腰まわりにも負担感が出ることがあるようです。
下腹部痛や圧迫感を伴うケース
「腰だけじゃなく、お腹も重たい感じがする……」
子宮筋腫では、腰痛と一緒に下腹部の痛みや圧迫感、お腹の張りなどを感じる場合があると言われています。
日本産科婦人科学会のガイドラインでも、子宮筋腫による主な症状として腹部の圧迫感や下腹部痛などが挙げられています。
そのため、腰痛だけを見るのではなく、お腹や骨盤周辺にどのような変化があるかも確認しておきたいところです。
生理前・生理中に腰痛が強くなる場合
「生理になると、いつも腰がつらくなるんです」
月経に伴って腰痛を感じる方は少なくありません。また、子宮筋腫では過多月経や月経困難症などの月経症状がみられることがあると言われています。
ただし、生理前や生理中の腰痛だけで子宮筋腫と判断することはできません。子宮内膜症や子宮腺筋症など、ほかの婦人科系の問題が関係する場合もあるためです。
腰痛が長く続く場合
一時的な腰痛ではなく、「何週間も重だるい」「何度も同じような痛みを繰り返す」といった場合もあるでしょう。
腰痛が長引き、さらに月経量が増えた、お腹の圧迫感がある、頻尿が気になるなどの症状も重なっている場合には、腰だけが原因とは限らないと言われています。
左右どちらかだけ腰が痛むこともある?
「右側だけ痛いから子宮筋腫かな?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、左右どちらかに腰痛があるという情報だけでは、子宮筋腫との関係を判断することは難しいでしょう。筋肉や関節、神経などが影響して片側だけ痛むケースもあると言われています。
痛む場所だけで子宮筋腫かどうかは判断できない
子宮筋腫による腰痛には「必ずここが痛む」という決まった場所があるわけではありません。
だからこそ、腰痛の場所だけではなく、月経量の変化、下腹部痛、お腹の圧迫感、頻尿などが一緒に出ていないかを見ることが大切です。
「いつもの腰痛と何か違うな」と感じたり、婦人科系の症状も続いていたりする場合は、自己判断だけで済ませず婦人科など医療機関への来院を検討するとよいと言われています。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/woman-youtsuu/
引用元:https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2023.pdf
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3.腰痛以外に確認したい子宮筋腫の症状
経血量が増える「過多月経」
「最近、生理の量が増えた気がする……これも関係あるの?」
子宮筋腫でみられる代表的な症状の一つが、経血量が多くなる「過多月経」だと言われています。以前よりナプキンを交換する回数が増えた、夜用でも漏れてしまうといった変化がある場合は、腰痛だけでなく月経の状態にも目を向けてみましょう。
生理が長引く「過長月経」
経血量だけではなく、生理が長く続くケースもあると言われています。
「前は5日程度だったのに、最近はなかなか終わらない」
このような変化が続いている場合も、一度記録しておくと医療機関へ来院した際に状況を伝えやすくなります。
生理痛・下腹部痛
子宮筋腫では、月経痛や下腹部痛がみられる場合もあります。
腰痛と同時に「下腹部がズーンと重い」「生理のたびにつらさが強くなる」と感じる場合は、婦人科系の症状が関係している可能性もあると言われています。
貧血・めまい・疲れやすさ
「腰痛とは別に、最近すごく疲れやすいんです」
過多月経などによって出血量が多くなると、貧血につながることがあると言われています。めまい、息切れ、動悸、疲れやすさなどを感じる場合もあるため、見逃したくないポイントです。
お腹の張り・しこり・膨らみ
筋腫が大きくなることで、お腹の張りや圧迫感を感じる場合もあると言われています。
ただし、お腹の膨らみだけで子宮筋腫と判断することはできません。自己判断で「筋腫が大きくなった」と決めつけないことが大切です。
頻尿・排尿しづらい・便秘
子宮筋腫が大きくなると、膀胱や直腸など周囲の臓器を圧迫し、頻尿や排尿のしづらさ、便秘などにつながる場合があると言われています。
腰痛にこうした症状が重なっているかもチェックしてみましょう。
不正出血や妊娠への影響
子宮筋腫では不正出血がみられる場合があり、筋腫のできる場所などによっては妊娠や出産に影響する可能性も指摘されています。
とはいえ、症状の現れ方には個人差があります。「腰痛+月経の変化」「腰痛+下腹部の違和感」など、複数の気になる症状が続く場合は、自己判断せず婦人科など医療機関への来院を検討するとよいでしょう。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/woman-youtsuu/
引用元:https://www.jsog.or.jp/citizen/5711/
引用元:https://www.jsgo.or.jp/public/kinshu.html
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4.子宮筋腫による腰痛と一般的な腰痛を見分けるポイント
動作や姿勢によって痛みが変化するか
「この腰痛、子宮筋腫が原因なのかな?」
まず確認したいのが、体を動かしたときの変化です。一般的な腰痛では、前かがみになる、腰を反らす、長時間座るといった動作や姿勢によって、痛みが強くなったり軽くなったりする場合があると言われています。
ただし、動作による変化だけで原因を決めることはできません。あくまで一つの目安として考えてみましょう。
生理周期と腰痛が関係しているか
「そういえば、生理になると腰痛もつらくなるかも」
このような場合は、生理周期との関係もチェックしたいところです。参考記事でも、生理周期に連動する腰痛では、子宮筋腫や子宮内膜症など婦人科系の問題が関係している可能性があると言われています。
いつ痛くなるのかをカレンダーなどに記録しておくのもよいでしょう。
過多月経や下腹部痛を伴っていないか
腰痛に加えて「以前より経血量が増えた」「生理痛が強くなった」「下腹部も重い」といった変化はありませんか?
子宮筋腫では、過多月経や月経痛、下腹部痛などがみられる場合があると言われています。腰だけではなく、月経の変化を一緒に確認することがポイントです。
頻尿・便秘など圧迫症状がないか
筋腫が大きくなると、膀胱や直腸など周囲の臓器を圧迫する場合があると言われています。
そのため、「最近トイレが近い」「便秘も気になる」といった症状が腰痛と重なっているかも確認してみましょう。
子宮内膜症などほかの婦人科疾患の可能性
生理と連動する腰痛があっても、原因が子宮筋腫とは限りません。
子宮内膜症や子宮腺筋症などでも、月経痛や骨盤周辺の痛みがみられることがあると言われています。「生理中に腰が痛いから子宮筋腫」と決めつけないことが大切です。
自己判断だけで原因を決めつけないことが大切
結局のところ、痛む場所や症状だけで子宮筋腫による腰痛と一般的な腰痛を正確に見分けるのは難しいと言われています。
特に腰痛と一緒に、過多月経や強い生理痛、下腹部の圧迫感、頻尿などが続く場合は注意したいところです。
「いつもの腰痛とちょっと違うな」と感じたら、自己判断だけで様子を見続けず、婦人科など医療機関への来院を検討するとよいでしょう。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/woman-youtsuu/
引用元:https://www.jsog.or.jp/citizen/5711/
引用元:https://www.jsgo.or.jp/public/kinshu.html
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5.子宮筋腫による腰痛はどうする?対処法・治療と来院の目安
腰痛だけをストレッチやマッサージで済ませない
「腰が痛いから、とりあえず揉んでおけばいい?」
腰痛というとストレッチやマッサージを思い浮かべるかもしれません。ただ、子宮筋腫など婦人科系の問題が関係している場合、腰だけにアプローチしても原因の確認にはならないと言われています。
特に月経の変化などがある場合は、腰痛だけを見ないことが大切です。
腰痛と月経症状が続く場合は婦人科へ
「じゃあ、どんなときに病院へ行けばいいの?」
腰痛とともに、経血量が増えた、生理痛が強くなった、下腹部に違和感があるなどの症状が続く場合は、婦人科への来院を検討するとよいと言われています。
子宮筋腫の検査|内診・超音波検査・MRIなど
子宮筋腫が疑われる場合、医療機関では問診や内診、超音波検査などが行われ、必要に応じてMRI検査などが検討されると言われています。
「腰が痛い場所だけでわかる」というものではないため、医療機関で状態を確認することが重要です。
経過観察になるケース
子宮筋腫が見つかったからといって、すべてのケースですぐに検査や手術が必要になるわけではありません。
症状がない場合や筋腫が小さい場合などでは、定期的に状態を確認しながら経過観察となることもあると言われています。
薬物療法による治療
症状や年齢、妊娠の希望などによっては、薬を使った方法が選択される場合もあります。
月経に伴う症状を和らげる目的の薬や、女性ホルモンに働きかける薬などが検討されることがあると言われています。
手術療法が検討されるケース
筋腫による症状が強い場合などには、筋腫だけを取り除く方法や子宮を摘出する方法などが検討されることもあります。
どの方法が適しているかは、筋腫の大きさや場所、症状、年齢、妊娠希望などによって異なると言われています。
強い痛み・大量出血などがある場合は早めに来院する
「もう少し様子を見よう」と我慢し続けるのは避けたいところです。
急に強い痛みが出た、大量の出血がある、めまいやふらつきが強いなど、普段とは明らかに違う症状がみられる場合は、早めに医療機関へ相談することが大切だと言われています。
腰痛だけで子宮筋腫と決めつけず、月経や下腹部の変化も含めて確認していきましょう。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/woman-youtsuu/
引用元:https://www.jsog.or.jp/citizen/5711/
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国家資格:理学療法士
理学療法士として医療現場で培った経験を活かし、現在は健康づくりやスポーツパフォーマンスの向上を目指す方々まで幅広くサポートしています。
ジュニアアスリートの成長段階に合わせた運動指導にも対応。体の使い方だけでなく、栄養面からのアドバイスも含めて総合的に関われるのが私の強みです。
何よりも大切にしているのは「無理なく続けられること」。
一時的な変化よりも、継続できる仕組みづくりを意識しながら、一人ひとりに合ったサポートを心がけています。




















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